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BMXストリート初級技 fakie(フェイキー)

BMXで必ず覚えなければならないのがfakie(フェイキー)です。これができなければ180やロックウォークができても後ろに進むことができません。ここではBMX初心者がやりがちなフェイキーの失敗、初めてフェイキーをやるときのコツをご紹介します。

初めてのBMX fakie rollback(フェイキーロールバック)のやり方

最初はシートに座って両足を地面につき、足でトントンと地面を蹴りながら後ろに進んでみましょう。このときペダルに足を乗せなくても大丈夫です。地味な練習方法ですが、立ってフェイキーが上手くいかないときはまず座った状態で後ろに進む感覚を体に覚えさせてから立ってフェイキーを覚えてもいいでしょう。

「そんなの面倒だ!」という方は、上の動画のようにRやバンクからフェイキーにはいるための勢いをつけて練習を始めてもかまいません。座ってフェイキーをすることはほとんどないので、初めから立って練習するのもありです。

BMX fakie(フェイキー)のコツ

BMXストリート fakie(フェイキー)のやり方

初心者でやりがちなのがハンドルバーを反対にきってしまう逆ハンです。逆ハンとは文字通り車体が傾いている方向とは反対の方向にハンドルを切ることです。車や単車などでコーナーを曲がるときに(ドリフトするとき)に使うのですが、フェイキーをするときにこれをしてしまうとバランスを崩してしまします。

フェイキーでは、車体が左に傾いたらハンドルを左に、右に傾いたら右にきるのが基本です。ついつい反射的に、左に傾いたから反対の右にハンドルをきろうとしてしまいますが、これをするとたちまちバランスが崩れてしまいます。

実際にフェイキーをしてみて、かたむいた方向とは逆にハンドルをきってみてください。必ずバランスがくずれます。フェイキーのコツは以下のようなことを基本としてみてください。

  1. なるべく体と車体を真っ直ぐに保つようにする
  2. 車体が傾いたら傾いた方向にハンドルをきり、真っ直ぐに立て直す
  3. 手も足も力まずなるべくリラックスして落ち着いてフェイキーをする
  4. 目線は真下ではなくステムかハンドルのあたりをみる
  5. 重心はなるべく後ろへ持っていく

初めてフェイキーに挑戦するときはどうしても力んでしまいますが、手足の力を抜いて出来るだけ落ち着いてフェイキーをしましょう。足に力が入るとペダルを踏ん張ってしまい、スピードが落ちます。手に力が入るとハンドルが固まってしまい左右のブレが大きくなってしまいます。

フェイキーをしているときの目線ですが、ステムかハンドルのあたりを見るようにしましょう。真下をみているとハンドルを切るときにどの位置にあるか分からなくなってしまいます。

BMX フェイキー戻り

フェイキーがある程度できたら戻りを覚えましょう。フェイキーが安定してできるようになれば、そんなに難しくはありません。まずはそうやったらフェイキーがえりができるのかそのやり方を解説します。

BMXに乗って立っているとき、必ず右足が前か左足が前かどちらかの状態があります。左足が前の人は右に振り返りながら戻ります。右足が前の人は左に振り返りながら戻ります。ちなみに、動画のライダーは左足が前の状態でいつも乗っています。
これは必ずではありませんが、ほとんどの人が左足が前の場合、右回りで180をし右に振り返りながらもどります。もちろん左足が前でも左回りに回転する人もいます。これは右利き左利きなどは関係ありません。

動画をみていると分かりますが、戻るときにわざと左に体とハンドルを傾け、戻る軌道を作り、左足が下にきたときに左足を踏ん張り戻っています。ようするに、真っ直ぐフェイキーをしている状態から戻るために右か左にハンドルと体を傾け戻る軌道を作るのです。

  1. 戻るときは目線を戻る方向に持っていってからハンドルをきりはじめる
  2. 重心はなるべく後ろに残しておく
  3. 戻る直前にペダルをしっかり踏み込む

戻るためにハンドルを切る前に目線を戻る方向に持っていきます。こうすることで上半身が先に前を向こうとするので、あとは足をしっかり踏み込んでやれば下半身が勝手についてきます。

重心が前にあると、振り返ったときにつんのめってしまうので、重心は最後まで後ろに持っていきましょう。早いフェイキーのときは特に重心が後ろにないとフェイキーから戻っても前のめりになって失敗してしまいます。

基本的に、左足が前のスタンスの人は、フェイキーをしているときに左足が下にきたときに右に振り返り左足を踏ん張りながら戻ります。上の動画でスローになるので確認してみてください。(これは必ずではないので、左足が前の人でも右足でペダルを踏ん張り戻ることもできます)

BMX フェイキーとフェイキーがえり まとめ

フェイキーの状態のときも、フェイキーから戻るときも落ち着いてやることが大切です。フェイキーのときに足を回すときも焦らずゆっくり回しましょう。

フェイキーをしているときは回りが見えないので、なるべく広い駐車場や人通りが少ない場所でやりましょう。できれば坂かどうかも分からないくらいのゆるやかな下り坂で練習すると、フェイキーのスピードが落ちないので習得しやすいです。

フェイキーで進むだけなら集中してやれば1日でマスターすることもできます。フェイキーをマスターすれば180などのトリックとつなげることができるので、是非挑戦してみてください。

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