BMXでストリートを楽しむのに必要な初歩トリック「バニーホップ」を解説いたします。バニーホップは初めに覚える技ですが、ストリートやっているうえで全ての動作につながるので是非マスターしましょう。
バニーホップはストリートでは絶対に欠かせないトリックです。ストリートをやるうえでは必ずマスターしましょう。
正直やり方がわかってもなかなか高さが出せないのがバニーホップです。 障害物を徐々に高くしていき、「今日はこれくらい飛べたから次は・・・」と目標を少しずつ上げていきながら練習していきましょう。
これは何度もやっているうちにBMXに慣れてきて、1週間前に飛べなかったものが今日は飛べた!ということもでてきます。まずはBMXに一日10分でもいいので乗って慣れていきましょう。
理想は、フロントが上がった高さまでリアを上げ、頂点で水平になることです。ビデオカメラや携帯の動画でもいいので、真横から撮影しスローで自分のバニーホップをみてみるとよく分かります。
初心者のライダーでバニーホップが高くならない理由がいくつかあります。
上に書いてあることをまとめると全て【タイミング】がズレているということです。特に多いのが、「リアのしゃくりあげが遅い」と「ホップができていない」という状態です。
このタイミングのイメージをつかむのに役立つのが【垂直飛び】です。垂直飛びは、しっかりしゃがんでタメを作り上に飛び上がります。 バニーホップも同じで、瞬時にしゃがんで上に伸び上がり(ホップし)、その伸び上がるチカラを利用してしゃくりあげます。
実際に垂直飛びをやってみると分かると思いますが、伸び上がってから足をしゃくっても遅いのです。伸び上がるのとほぼ同じくらいにしゃくり始めると高さがだせます。
上の図で、ホップが出来ていない状態というのは「背伸びをしているだけ」ということです。背伸びから飛ぶことは難しいですね。
チカラだけでフロントを上げているのは、ただ腕立て伏せをしているのと同じです。腕立て伏せでも上に上げるときに反動をつけて思いっきり上げれば浮きますよね?バニーホップはこれを腕ではなく、足でやります。バニーホップに腕の力はほとんど必要ありません。
雨が降って乗れないときなどイメージトレーニングとしてやってみてください。足をしゃくるタイミングがつかめると思います。